一昨年の初夏に1度訪れた宇部市の宗隣寺龍心庭を再訪した。紅葉が少し見頃を過ぎた頃だろうか。秋晴れの陽光が日向は眩しいぐらいだ。
池の中に列をなしている立石は、夜泊石といって、蓬莱へ向かう船が、夜のうちに船溜まりに停泊している姿を表しているらしい。高さのある石は帆をかけた船に見える。
池のほとりには小石が敷きつめられた浅瀬になっているところがあって、池の水位によって潮の満ち干を表す干潟様という珍しい意匠だという。
本堂のわきにはこぢんまりとした坪庭がある。昨夜少し雨が降ったので、より色鮮やかな緑が美しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿