ヨーロッパの自転車ロードレースが本格的にシーズンインするのは3月のミラノサンレモからだが、スペインでは2月早々から、魅力的なステージレースが行われる。荒涼としたスペインの大地を走るステージレースは独特の魅力がある。近年は高温化が進んでいるから、スペインのベストシーズンは春先なのかもしれない。8月後半に行われるブエルタ・ア・エスパーニャは酷暑で大変だ。
この酷暑を回避できる案として、タディ・ポガチャルは、このブエルタ・ア・エスパーニャと5月のジロ・デ・イタリアの開催時期を入れ替えたら良いのではと提案している。確かに良いアイディアかもしれない。
選手会会長のハンセン ポガチャルの“ジロ&ブエルタ入れ替え案”に賛同
アダム・ハンセン氏の元々の持論は、「ヨーロッパのレースカレンダー全体を2週間後ろ倒しにした方がメリットが大きい」というものだが、これはどうだろう。確かに春先のレース、特に例年寒いパリ・ニースなどは少し暖かくなってちょうど良いだろう。ブエルタ・ア・エスパーニャは2週間後ろ倒しになれば少しは暑さが緩むかもしれない。しかし、例年7月はじめから開催されるツール・ド・フランスが、今まで以上の酷暑に見舞われるだろうということが、最大の難点だろう。
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