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2026年8月6日木曜日

ツール・ド・フランス・ファム第5ステージは三つ巴のスプリント

 今開催中のツール・ド・フランス・ファム。現時点総合トップのマーレン・ロイサーと、2023年総合優勝のデミ・フォレリング、2024年総合優勝のカタジナ・ニエウィアドマがゴール前で三つ巴のスプリント。


2026年8月5日水曜日

ジャズの基本はビバップ、そしてリズムの基本は4ビート

 パット・メセニーはビバップがどんなジャズにとっても基本、ということを言っているが、同じような意味でどんなジャズにとっても基本となるリズムは、やっぱり4ビートだろう。マイルス・デイヴィスの1954年アルバム「ウォーキン」のタイトルナンバー。




パットメセニーがすべての基本、と言っていたビバップが、ジャムセッション的にソロを回す比較的ラフな演奏であったのに対し、楽曲全体の完成度を考えてある程度の取り決めをした上で即興演奏をするハードバップの傑作といわれる作品だ。

2026年8月3日月曜日

意識は宇宙を操作している~最新の量子脳理論

 最新の量子脳理論では、「私たちの意識が脳という物理的な器官の中だけで完結しているわけではなく、宇宙全体に広がる情報フィールドとリアルタイムで接続されていて、そこから情報を受け取ったり、情報を送ったりしている」のだという。それで思い出されるのは、脳科学者ジル・ボルト・テイラーの「脳卒中体験」の話だ。

「右脳にとっては“現在”がすべてです。右脳は映像で考え、自分の体の動きから、運動感覚で学びます。情報はエネルギーの形をとって、全ての感覚システムから同時に一気に流れ込み、この現在の瞬間がどのように見え、どのように臭い、どういう味がし、どんな感触がし、どう聞こえるかが巨大なコラージュとなって現れるのです。右脳の意識を通してみると私という存在は、自分を取り巻く全てのエネルギーとつながった存在なのです。一つの家族として互いにつながっているエネルギー的存在です。」

また、脳卒中によって左脳が機能を停止したとき、どこからどこまでが自分なのか、境界が分からなくなった、ということも言っている。

さらに、ジュリアン・ジェインズのバイキャメラルマインド理論、古代人が右脳で神の声をきいていたという話にも通じるのかもしれない。


チック・コリアが語る「即興演奏の本質」

 ジャズの即興演奏について、こちらはピアニストのチック・コリアの話。チック・コリアは独特のリズム感覚と、多彩な音楽性を持っていて、それが柔軟な考え方につながっているのではないか。エレクトリックをやったりアコースティックに戻ったり、なんとなく節操がないような印象を勝手に抱いてもいたが、その奥にある考え方がよく分かった。しかもこの人は、難しいことも分かりやすく説明できる人なんだと思った。

即興が人間にとって自然なこと、というのは目からうろこ。確かに普段の生活でいろんな行動をしているときは、計画なんか立てないでその時その時思いついたことをやったりしているし、それがつまらない、取るに足らない行為だとは必ずしもいえない。そんな即興的な行動が大きな意味をもつことはいくらでもある。



2026年7月29日水曜日

ジャズの即興演奏についての、パット・メセニーによる腑に落ちる説明

 ジャズの即興演奏についての本質的な部分を非常に分かりやすく説明してくれている。パット・メセニーの創造的で幅広い音楽性の根底に、実地での演奏経験をベースにした、ある意味保守的な学びとたゆまぬ努力があるということが分かる。

ジャズの即興演奏になぜ理論的なものの把握が、それが意識的であれ無意識的であれ、必要なのかという疑問に、言語を話すときの文法を例にとって話している。そして、ビバップがどんなジャズにとっても基本的であり、ビバップが根底にない音楽は退屈、というのは自分の実感とも一致するが、その理由が腑に落ちる見事な説明だ。



2026年7月27日月曜日

なんという最終ステージ!~ツール・ド・フランス第21ステージ

 今年のツール・ド・フランス、最強ポガチャルに唯一対抗できるライバル、ヨナス・ヴィンゲゴーが第15ステージでまさかのリタイアとなったのは残念だったが、その後もドラマチックなレースが続いた。第18~20ステージのアルプス3連戦もすごかったが、この最終ステージ、なんというレースだろう!




ツール・ド・フランスの長い伝統の中で、最終ステージはずっとスプリンターのためのステージだったのが、去年はじめてモンマルトルの丘を含むアップダウンのある周回コースになり、それによって誰が勝つか予測できないステージとなった。
去年はワウト・ファンアールトがその特殊な脚質を生かして優勝したが、今年はモンマルトルの丘の最終周からゴールまでの平坦区間が少し去年より伸びたことで、さらに絶妙なコース設定となり、ピュアスプリンターを含むさまざまな脚質の選手が優勝できる可能性があることが、証明されることになった。こうなったら来年以降も、これで行こうという流れにきっとなりますよね?

2026年7月26日日曜日

こちらはビル・エヴァンスのピアノで~Miles Davis - Stella by Starlight

 マイルス・デイヴィスのStella by Starlight。大好きなアルバム In Concert に入っているこの曲は、美しい演奏であるのと同時に、スローバラードではミュートを使うことが多いマイルスがあえてオープンで吹いてたり、モダンアート的な大胆さを感じさせる素晴らしい演奏だ。いっぽうこちらの録音は、ピアノがビル・エヴァンスなので、よりリリカルな雰囲気になっているが、マイルスはミュートを使っていて、よりマイルスらしいとも言える。

しかし、マイルスのプレイ自体は、オープンとミュートの違い、ピアノの違いにも関わらず、意外と似ているのが面白い。



2026年7月24日金曜日

ジャズ喫茶という日本文化

 黙って聴くというルールは、日本文化ならでは。

そして、日本の住環境を考えると、いいオーディオ装置で音楽を楽しむこと自体が難しいので、それも需要の一要素なのだろう。

しかし、そういった需要にジャズが一番マッチしたのは、なぜなんだろう?



2026年7月23日木曜日

見事なリードアウト~ツール・ド・フランス2026第17ステージ

 第17ステージで、ヤスペル・フィリプセンがスプリントを決めてステージ勝利!その決め手となったのは、マチュー・ファンデルプールの見事なリードアウトだった。




これでヤスペル・フィリプセンの獲得ポイントは445となり、ポイント賞ランキング1位のマッズ・ピーダスンの452にわずか7ポイント差に迫ることになった。この先続く山岳ステージでも中間スプリントポイントがあり、そこでのポイント獲得次第で覆る可能性も高い。まだまだ今年のツールは楽しめそうだ。

2026年7月20日月曜日

風景を描き出す即興~ヤン・ガルバレク Going Places

 北欧ノルウェー出身のサックス奏者ヤン・ガルバレクの1978年リリースのアルバム「Places」から。

エモーショナルなトーンながら透明感をもったサウンドが独特だ。空間を生かしたソプラノサックスの音にビル・コナーズのギターが重なり、さらに重厚なオルガンが絡む。

ジャック・ディジョネットのドラムは、ほとんどフリーテンポだけどしなやかな躍動感で即興演奏を支える。



空冷Vツイン、ベベルギアの排気音~Ducati 750

 近年のクルマおよびモーターサイクル業界は、電化に進むかと思いきや、内燃機関に後戻りする動きが出てめまぐるしいが、やはり内燃機関のフィーリングは捨てがたい。特に、クルマであれば、マルチシリンダーながら一つひとつのシリンダーの鼓動が感じられるクロスプレーンV型8気筒エンジンは魅力的だが、モーターサイクルなら、90度Vツインが同じようなテイストをもっている。

このころのドゥカティは子供のころから憧れの存在だった。空冷Vツイン(ドゥカティはLツインと表現するが)エンジンは、機械としての美しさ、排気音が最高だ。



2026年7月19日日曜日

今日のステージ15が一番の勝負どころ?~ツール・ド・フランス2026

 昨日のステージ14では、降ったり晴れたりのめまぐるしい天候のもと、またしてもタディ・ポガチャルとチームUAEが圧倒的な強さでワンツーフィニッシュを決めた。



ポガチャルの総合タイムは、ヨナス・ヴィンゲゴーに対して4分30秒のリードとなっている。今日のステージ15は、超級山岳山頂フィニッシュに加えて、その手前にも、サレーヴという1級山岳があり、短いながらかなり過激な11.2%の激坂区間が控えている。


厳しい登りという点では、今年のツールで一番の勝負所といえるかもしれない。長く続く激坂に強いヴィンゲゴーがその強みを活かしてポガチャルに迫り、プレッシャーをかけるなら今日しかないだろう。

2026年7月18日土曜日

ビル・エヴァンス・トリオは、やはりこのメンバーがベスト

 ビル・エヴァンスの作品は、どのアルバムも完成度が高く、はずれがないとよく言われるが、一番自然なマッチングだと思うのが、この最初の、スコット・ラファロ、ポール・モチアンとのトリオの作品だ。アルバム「Explorations」に収録されている「I Wish I Knew」のテイク3。アルバムに入っているテイクよりも、静かな味わい深い演奏になっている。