pinterest

2026年8月28日金曜日

明治維新における「自由」と「重荷」

 若いときには、司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」を読んで、確かに魅力的に感じたけれども、だんだん年を取るにつれて、こういうことが分かるようになってくる。

同じ司馬遼太郎の小説でも、龍馬の時代の後を描く「翔ぶが如く」になると、倒幕後の維新政府が出来上がった当時、内外にあらゆる難問が山積し、いつ崩壊してもおかしくない国を何とかまわしていこうと、国を背負って生きた人々が描かれている。若いときよりも、今のほうが魅力を感じる作品だ。

「背負っているもの」があると、それに束縛されて、不自由になっていくが、その「背負っているもの」が人としての魅力になるのだ。



ポガチャルを上りで追い越したエンリク・マス?~ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ

 今年のブエルタ・ア・エスパーニャは、第1ステージのタイムトライアルでタディ・ポガチャルがマイヨ・ロホを獲得してそのままずっと保持、ポガチャルの独り舞台になるかと思われたが、第6ステージでエンリク・マスがグラベル区間の上りでポガチャルに追いつき、ゴール前まで争って2位に入るという展開になった。

エンリク・マスはかつてのスペインのスター、アルベルト・コンタドールが運営するスペインのアマチュア育成チームで、コンタドールが自分の後継者だというふうに言っていて期待されながらも、なかなか勝てない印象だったが、今回の走りはなかなか期待を持たせてくれる。



2026年8月27日木曜日

今の文明は第8の文明?

 シュメール文明の遺跡に残された粘土板に、人類の文明のカタストロフィが描かれているが、様々な言葉で繰り返し表現されているのは、聖書にあるノアの洪水のような文明の崩壊を詩的な表現で繰り返しているのだと考えられていたらしい。

しかし、その分析の結果、人類は7回の文明崩壊を経験しており、今の文明は第8番目の文明ということになるらしい。





7回の文明崩壊の原因は以下の通り

1.天からの火に飲み込まれ、大地がガラスのようになった(核爆発に匹敵するような極度の熱と圧力により)。
2.大地そのものが毒と化した。その苦しみは3世代にわたって続いた(ガス放出?水も汚染)。
3.落ちてきた空、火山の冬、大規模な噴火
4.海面がゆっくりと上昇した。氷河が溶けたため。人々は内陸へちりぢりに。
5.不明(おそらくAIによる翻訳が抜けている様子)
6.目に見えない病、感染症
7.地磁気が逆転。その結果、太陽放射がフィルターなしで降り注いだ。あらゆる場所でオーロラが見られた。

現在の文明もさまざまな面で危機的状況を迎えている。その中で、今まで築き上げてきた文明の、何をどれだけ残せるのかという発想をしなければならない時代なのかもしれない。

2026年8月24日月曜日

人間サンプラー? 〜 ロバート・グラスパーのライブパフォーマンス

 ロバート・グラスパーのすごいライブパフォーマンス。いろんな過去のジャズのイディオムを変幻自在に、まるで人間サンプラーのように打ち出して、そこに様々なビートがポリリズミックに絡む。ドラムとベースもすごい。



2026年8月21日金曜日

ニューギニア島には、なぜ800以上の言語が存在する?

 一つの大きな島に膨大な種類の言語、一見不思議な現象でも、歴史を見れば必ず原因がある。



下瀬美術館 LA VITA 絹谷幸二×幸太×香菜子

 今年の正月に訪れた広島県大竹市の下瀬美術館

その時は展示室は閉館だったが、今回は展示を見ることができた。

LA VITA 絹谷幸二×幸太×香菜子(8月30日まで)

















隣の岩国市の喫茶店、「麻里布珈琲」にて。ジャズがかかる、居心地の良い空間でした。





2026年8月15日土曜日

ジャズとヒップホップの組み合わせ~ショーン・江戸・モリソン

 日本にルーツを持ち、英国グラスゴーを拠点とする鍵盤奏者/プロデューサー、Sean Edo Morrisonによるプロジェクト、Sonedoのデビューアルバム「From Here on Out」から。




日本にルーツがあるからか、東洋的な音階も感じられる。そして、ジャズとヒップホップ、ラップの組み合わせには非常に可能性を感じる。

2026年8月14日金曜日

伝統工芸品「美濃焼」の廃材を利用して酷暑のリスクを減らす

世界的に年々温暖化が進み、酷暑に起因する死者まで各地で激増する事態となっている。おととしぐらいだったと思うが、カナダで猛烈な暑さのために地面の温度が異常に熱くなり、屋外で高齢者等が転んだりした際に、熱くなった地面に触れて火傷をするリスクのニュースを見た記憶がある。

特にアスファルト舗装は非常に高温になってしまうが、伝統工芸品の「美濃焼」の廃材を有効利用した舗装材によって、炎天下での表面温度を20度近く下げられるという。


「美濃焼」が舗装材に アスファルトより表面温度20度低く 岐阜の建築資材メーカー

Arctic Race of Norway 2026 ステージ1

 美しい北欧ノルウェーの風景の中ではじまったArctic Race of Norwayの第1ステージ。平地ステージだけに、のどかな展開だ。この間までのツール・ド・フランスが男女ともに緊張感のあるレースが続いていたのに比べると、もちろんレースとしてのランクも違うし、雰囲気が全く違う。

ツール・ド・フランスでも、6、7年前ぐらいまでは、ツール序盤の平地ステージであれば、こんな雰囲気の日もあったような気もするが・・・

それでも終盤はなかなか面白いスプリントになった。



2026年8月13日木曜日

宇宙のはじまりと意識

 スウェーデンの物理学者、マリア・ストローム教授が論文で発表したという内容がすごい。

量子脳理論に通じるものがあるが、意識がビッグバン以前に存在したという見解が新しい。やはり脳は通信機なのだ。



2026年8月11日火曜日

トルコのピアニスト、バキ・デュヤラーの変則ピアノトリオ

 トルコのピアニスト、バキ・デュヤラーの変則ピアノトリオの演奏。ドラムスの代わりにパーカッションが入っている。そしてゲスト参加のハーモニカを交えた演奏になっている。パーカッションが入っていることもあり、リズム感、ハーモニー感も独特だが、洗練された印象の演奏だ。



2026年8月10日月曜日

超高級車ベントレーのBEVに、クロスプレーンV8のエンジン音?

 基本的に静かなBEVにわざわざ人工的な音をつけるということは最近よく行われているが、超高級車ベントレーのBEVは、同社の伝統的なV8エンジン、要するにクロスプレーンV8をエミュレートしているということになる。

クロスプレーンV8は、振動が少ないために高級車で使われるエンジン形式だが、エンジンとしての効率の面では排気干渉を回避するのが難しく、そのためレーシングエンジンや、フェラーリのエンジンではフラットプレーンV8が使われることも多い。しかしその排気干渉によって生じる鼓動感が、重量感が何物にも代えがたく、高級車の音としては魅力的ということだろう。

以前のエントリー:再度、クロスプレーンV8の魅力


イスラエル人&ベナン人のデュオ作~Lionel Loueke & Ziv Ravitz - "Aziza Dance"

 イスラエル出身のドラマー、ジヴ・ラヴィッツ(Ziv Ravitz)と西アフリカのベナン共和国出身のギタリスト、リオーネル・ルエケ(Lionel Loueke)とのデュオ。ギターは音数が多いわけではないのに、同時にいろんな要素を表現していて、リズム的アプローチも面白い。そこにドラムがポリリズミックに絡んで、デュオとは思えない多彩な表現になっている。