最新の量子脳理論では、「私たちの意識が脳という物理的な器官の中だけで完結しているわけではなく、宇宙全体に広がる情報フィールドとリアルタイムで接続されていて、そこから情報を受け取ったり、情報を送ったりしている」のだという。それで思い出されるのは、脳科学者ジル・ボルト・テイラーの「脳卒中体験」の話だ。
「右脳にとっては“現在”がすべてです。右脳は映像で考え、自分の体の動きから、運動感覚で学びます。情報はエネルギーの形をとって、全ての感覚システムから同時に一気に流れ込み、この現在の瞬間がどのように見え、どのように臭い、どういう味がし、どんな感触がし、どう聞こえるかが巨大なコラージュとなって現れるのです。右脳の意識を通してみると私という存在は、自分を取り巻く全てのエネルギーとつながった存在なのです。一つの家族として互いにつながっているエネルギー的存在です。」
また、脳卒中によって左脳が機能を停止したとき、どこからどこまでが自分なのか、境界が分からなくなった、ということも言っている。
さらに、ジュリアン・ジェインズのバイキャメラルマインド理論、古代人が右脳で神の声をきいていたという話にも通じるのかもしれない。