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2025年11月27日木曜日

日本史に「山口時代」を設けよう~大内氏を研究する米大教授が提唱

 大内氏が実質的に滅亡した大寧寺の変についての新説を唱えたトーマス・コンラン教授が、また面白い提唱をしている。


日本史に「山口時代」を設けよう 大内氏を研究する米大教授が提唱


「日本の歴史の新しい時代を提案します。1465年から1551年までの期間を『山口時代』と呼ぶべきだと考えます」


1465年は大内政弘が大内家の当主となった年で、政弘は1467年に起こった応仁の乱に参戦し、圧倒的な軍事力によって戦を終息させた。1551年は大寧寺の変が起きて大内義隆が自刃し、実質的に大内氏が力を失った年だ。

応仁の乱によって、京都の室町に幕府を構えていた足利将軍が力を失い、代わって山口を本拠とする大内氏が強大な影響力を持つようになったので、「室町時代」から「山口時代」に代わったということにするとしても、その後大内氏が力を失ってから、いわゆる織豊政権が登場する「安土桃山時代」の始まりまで、なんと呼ぶのが良いか、ちょっとつながりが悪いですね。

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