たまたまつけたNHKテレビで、パタゴニア超人レースに出場した日本のトレイルランナー鏑木毅の特集を見た。
南米の最南端パタゴニアの絶景の中で行われるレースは、原生林や山岳地帯を141キロにわたって走り続ける世界一過酷とも言われるレースだから、走っている人にはそんな絶景を味わう余裕もないんだろうと思いながらみていたが、47歳の鏑木選手が何と2位でゴールしたというから驚きだ。優勝したのはスイスの51歳の無名の選手。優勝候補の若い選手が序盤でどんどんリタイアする厳しいコンディションだったから、経験豊富なベテランが強みを発揮したということなのかもしれない。
極限状態で何よりも自分自身と戦い、限界を乗り越える姿は理屈抜きに感動的だ。
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