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2024年12月20日金曜日

前向きな分析~【元社員の本音】日産とホンダの経営統合エグい【ぶっちゃけ分析】

自動車というのは庶民にとっては高い買い物で、コストパフォーマンスが高くないとだめなので、そのためにはスケールメリットが重要になる。だから自動車産業は巨大な資本投資が必要なんだけど、一方で、実用性だけでは購買意欲がわかずファッション性も重要で、デザインやセンスを感じさせる要素、ブランドイメージも大事になるという、なかなか難しい産業なんだと思う。だから、世界でも自動車産業が成立している国はけっこう限定されている。多くの先進国があるヨーロッパでもイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデンぐらいだし、あと日本、アメリカ合衆国ぐらいだったのが、近年ようやく中国、韓国が台頭してきている状況だ。

そもそも開発や生産に莫大なコストがかかるので、競争が激しくなれば合従連衡は必然の流れで、ついに日産とホンダの経営統合の話が持ち上がっている。

企業風土が大きく違う日産とホンダの統合がうまくいくのか、デザイナーの視点から見ていくと、ステランティスの例などはかなり興味深いし、デザイナーの間では会社を越えた交流があるようだし、そこから商品開発面でのシナジー効果や、技術の共有がどう絡んでいくのか、なりゆきを注目したい。


2024年12月18日水曜日

魅力的なルート~I Tried Cycling the Length of Japan: 3,000km and 27 Days on the Road

すごくいい動画。九州から北海道まで、東京や大阪、そして京都など、メジャーな都市や観光地をはずしても、それぞれの土地に魅力がつまっている、いいルートだ。


すごい能力!~The very best SAVES of 2024! 🤯

今のMotoGPは、特にコーナリングでは空力的ダウンフォースまで使っているので、非常に微妙なバランスを保つ必要がある。そんなマシンで、こんな回避ができるのはすごい。


2024年12月16日月曜日

強みはむしろ中域に? 〜 ★ドゥカティのデスモドロミック:なぜ今もこの技術を使い続けるのか?そのしくみと魅力

モーターサイクルレースの最高峰カテゴリーであるMotoGPで、現在圧倒的に強いドゥカティは、デスモドロミックという独自の機構を一貫して採用している。この動画を見るとよく分かるが、エンジンのバルブを閉じるのに一般的に使われるスプリングではなくカムとクロージングロッカーアームによって強制的に閉じることにより、高回転でも正確なバルブ作動を可能にする。この機構の強みは高回転時に発揮されると認識していたが、バルブスプリングがないことでパワーロスが少なくなるのはむしろ中域で、高域では各バルブに2つずつあるロッカーアームの駆動がロスになるということは認識していなかった。
レースにおいて、中間領域でしっかりパワーがあることは、ピーク領域よりもむしろ重要で、ドゥカティの強みはそこにあるのかもしれないなと思った。

2024年12月11日水曜日

復活の白石康次郎艇(ヴァンデグローブ2024-2025生中継 白石康次郎さんをバーチャルレガッタで応援しています!)

ヴァンデ・グローブ、白石康次郎さんは修復作業を行って、18時間かけて終了して復活したようだ。前回大会でも、メインセール自体が破れてしまったのを修復して復活し、完走を果たしている。




私もバーチャルレガッタに参加しているが、バーチャルだとリアルのようなトラブルがないので、白石さんを先行する形になってしまっている。




私の艇の後ろに、DMG MORI Global One とあるのが、白石さんの艇の位置だ。




2024年12月10日火曜日

これも面白い!~【テニス戦術】大阪なおみの天敵!曲者シェイ・スーウェイ(謝淑薇)の戦術を徹底解説!!Part1/2

小柄なテニスプレイヤー、伊藤あおいは、「伊達公子さんと、シェイ・スーウェイ(謝淑薇)を足したテニスを目指しています」と公言している。そのシェイ・スーウェイと大坂なおみの動画。




シェイ・スーウェイも、圧倒的なパワーの大坂なおみに対して、相手の力をうまく利用しつつ技術でゆさぶりをかける、見ていて面白いテニスだ。
硬式テニスの場合、相手からの強打は、ラケットの面を合わせれば返球できる。これはラケットの進歩もあるんだろうな。

2024年12月6日金曜日

吼える40度~Storms Brewing - Vendée Globe - Week 4 Review

アフリカ大陸南端の喜望峰と、南極大陸の間を東に向けて通過しているヴァンデ・グローブ。やはり南半球の海は荒れる。これが「吼える40度」。この荒波の中で、たった一人で大きなヨットを操っているのはすごい。

日本の白石康次郎は30位につけている。


2024年12月4日水曜日

トゥーツ・シールマンスとクインシー・ジョーンズ ~ Velas

ジャズハーモニカの第一人者、トゥーツ・シールマンスの演奏が美しいクインシー・ジョーンズの作品。
トゥーツ・シールマンスはギタリストでもあり、この曲では「口笛とギターの1人ユニゾン」奏法もみせている。




トゥーツ・シールマンスについては、以前のエントリーでも何度か紹介した。


2024年12月3日火曜日

一度聴いたら忘れられない~Quincy Jones - SOUL BOSSA NOVA

NHK-FMで、先日亡くなった超大物アレンジャー、クインシー・ジョーンズをしのぶ番組をやっていたが、彼の「ジャズ・ジャイアンツ」としての側面にフォーカスされた内容だった。

カウント・ベイシーやレイ・チャールズ、フランク・シナトラとの関わりなど、興味はつきないが、誰もがどこかで耳にしているであろうこの曲も、クインシー・ジョーンズのアレンジだったと初めて知った。

タイトルどおり、ブラジルのボサ・ノヴァなんだけど、アメリカのソウルやブルースのテイストもある。すごく画期的なアレンジなんだけどキャッチーで、一度聴いたら忘れられない一曲だ。


2024年12月2日月曜日

宇部市の宗隣寺龍心庭を再訪

 一昨年の初夏に1度訪れた宇部市の宗隣寺龍心庭を再訪した。紅葉が少し見頃を過ぎた頃だろうか。秋晴れの陽光が日向は眩しいぐらいだ。










池の中に列をなしている立石は、夜泊石といって、蓬莱へ向かう船が、夜のうちに船溜まりに停泊している姿を表しているらしい。高さのある石は帆をかけた船に見える。





池のほとりには小石が敷きつめられた浅瀬になっているところがあって、池の水位によって潮の満ち干を表す干潟様という珍しい意匠だという。



本堂のわきにはこぢんまりとした坪庭がある。昨夜少し雨が降ったので、より色鮮やかな緑が美しい。






Aoi Ito 伊藤 あおい ビート 世界番号 53 コッチャレット Highlights - Tennis 2024 テニス

実にクレバーな伊藤あおいのテニス。
フォアハンドのスライスもさることながら、深いロブで相手を下がらせて自分が前進して勝負に出る、効果的な攻撃が印象的だ。

パワーのある相手に対して、柔よく剛を制すを地で行くような試合だ。

2024年11月26日火曜日

赤道無風帯を通過~ヴァンデ・グローブ Week #2 (11.20-26)

ヴァンデ・グローブに参戦中の白石康次郎さんの模様が、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」で紹介された。




赤道付近には、「ドルドラム」という無風帯があるという。風がなければどちらにも進まないヨットにとっては厳しい。勉強になる。

2024年11月25日月曜日

再訪〜山口市の常栄寺雪舟庭

 一昨年の秋に訪れた山口市にある常栄寺を再訪した。前回やっていた坂本龍一のアートインスタレーションの展示を、なんと今年もやっていた。12月15日までとのこと。





室町期につくられた雪舟庭は池の周りを回遊して、様々な角度から楽しめる。何度観ても飽きない。








雲ひとつない秋晴れの空と紅葉が、本堂の窓ガラスにあざやかに映り込んでいた。




本堂の南側には、昭和時代に重森三玲によって作庭された「南溟庭(なんめいてい)」という枯山水庭園。





さらに山門付近には平成になってから作庭された前庭「無隠」がある。