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2019年4月29日月曜日

韓国ロッテリアのセルフレジ

先日、韓国滞在中に行った釜山市内のロッテリアの注文が、タッチパネルでできるようになっていた。日本語も選択できるので楽でいい。カード決済ならこれだけで注文は完結し、あとは出来上がりを待つだけ。現金決済なら出てくるレシートを持って支払いだけはカウンターで済ませ、出来上がりを待つことになる。



私のように言葉ができない外国人にとってはありがたいのだけど、こういうオペレーションの自動化を進める背景には、現政権による最低賃金の大幅な引き上げもあると思われる。

最低賃金を引き上げることによって労働者の所得を増やすというのが政権側のアピールポイントなのだろうけれど、企業側としては雇用者を減らさなければ経営が成り立たなくなり、結果的には失業者がますます増えてしまっている現状がある。ファーストフード店やカフェなど、どの店もシフトに入っている店員の数が明らかに減っている。以前なら受付カウンターに一人、中に一人ぐらいはいたところが、一人だけで受付と中の作業をこなしているケースがかなり多い。その結果、注文してからの待ち時間も長くなっている。これはありがたくない。

そのうち政権交代すれば変わるのかもしれないが、就職できない若い世代はますます海外へ職を求めて出ていくことになるんだろう。

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