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2020年8月9日日曜日

キリアン・ジョルネのトレーニング

トレイルランナーとしてのみならず、スキーヤーとしても活躍するキリアン・ジョルネは、自らの活動を通して人々がより自然に関心を持つようになることを望んでいる。貴重なインタビュー記事を見つけた。

Comment s’entraîne Kilian Jornet ?

(以下は要約)
新型コロナ禍が始まり、レースがキャンセルされても、普段のトレーニングにはあまり変わりはないという。

朝6時か7時に起床し、朝食の後、長時間のトレーニングに入る。6時間から7時間の山でのトレーニングか、2時間の平地でのスピード練習。夕方には1時間のランか自転車。長距離レースや遠征といった目標に向けてプログラムを組む。月曜日は静かなトレーニング、火曜日は短いインターバルトレーニング、水曜日は静かなトレーニング、木曜日はパワートレーニング、金曜日は長いインターバルトレーニング、土曜日は長距離のラン、日曜日は山で長距離のランというプログラム(休みなし!)

Sierre-Zinalの30キロのレースを時速21キロでフィニッシュしたキリアンにとっての2時間の平地スピートトレーニングが私達の概念と同じでないことは言うまでもないが・・・

トップアスリートは痛みを受け入れることに慣れてしまう。そういった状態が長く続くと身体からのシグナルを感知できなくなってしまう。例えば長いレースの後ひどく疲労を感じたり、何日もの間モチベーションが起きない場合、スケジュールを変えたり少しリラックスしたほうがいい。しかしついやりすぎてしまうもの。

また、ダイエットについて。

進歩の道はまっすぐではなく浮き沈みがある。本当に一生懸命練習しているのに進歩が感じられないとき、ドーピングに走ったり、ウェイトを落とすことに取りつかれたりする。しかし体重が軽くなればエネルギーは少なくなる。体重を落とす簡単な方法は食べる量を減らすこと。これは長期的には正しい方法ではない。エネルギーを蓄える量を少なくすれば、筋肉が形成されず骨格ももろくなる。それは長期的に肉体的にも心理的にも大きな問題になる。レース中にはカロリーを計算するが、普段は空腹になったら食べる。

物事をあまり変えないことが大切。安定性は問題を避けるために重要。



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