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2017年8月23日水曜日

久々の安芸の宮島、厳島神社

先日、久しぶりに宮島を訪れた。故郷の町から近いので、子供のころには何度となく訪れていた。お盆の時期だったので朝早く宮島口に到着し、朝7時代の連絡船に乗って宮島に渡ったところ、既に少なからぬ観光客で混み始めていた。

この島はかつては神の住む島として禁足地とされ、鎌倉時代頃までは対岸の地御前神社(外宮)において主な祭祀が行われていたという。








厳島神社には、宗像三女神が祀られている。

宗像三女神は、あらゆる道の最高神であり、総本社は宗像大社。

日本から大陸及び古代朝鮮半島への海上交通の平安を守護する玄界灘の神、要として海北道中の島々(沖津宮・沖ノ島、中津宮・筑前大島、辺津宮・宗像田島)に祀られ、大和朝廷によって古くから重視された神々。

神功皇后(応神天皇の母)が三韓征伐の時お参りして霊験があり、航海安全の守護神としてあがめられるようになった。

人類は太古の昔から活発に移動していた。長距離の移動は人類の得意技なのだ。自らの足で長距離を歩いたり走ったりするのはもちろん、馬を使ったり、船を使って移動する知恵もあった。

かつては瀬戸内海が、日本の中心部であった畿内から朝鮮半島、大陸へ向かう海上交通の要衝であったことが偲ばれる。



能舞台。Youtube動画を拝借。

 

厳島神社全体が、海の上に建てられた社殿なので修復が繰り返されている中で、ここだけは一段と古さびた雰囲気がただよう。

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