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2017年6月21日水曜日

坂本龍馬の手紙

幕末の志士、坂本龍馬の真筆の手紙が、新たに見つかったというニュース。

坂本龍馬の手紙、新たに6枚見つかる 寺田屋事件の詳細つづる

(引用)龍馬が幕府側に襲撃された寺田屋事件や、幕府と長州の戦争を生々しく記述。文中には西郷隆盛(吉之助)や小松帯刀、高杉晋作など維新の志士たちの名前も登場する。

坂本龍馬は実に数多くの手紙を残していることで有名だ。志士としての活動に関わる手紙のみならず、家族へ宛てた手紙、特に親しかった実姉への手紙が実に多かった。しかし、郵便の発達した明治時代以降ならともかく、江戸末期の通信事情を考えると、これは不思議なことなのだ。

飛脚ーウィキペディアより 

飛脚によって運ばれる手紙を出すことは、非常に高額であった。
定説からすると、龍馬の実家は郷士(下級武士)ではあったが、非常に裕福で有ったということになっている。しかし、いくら裕福な家であっても、大事な書簡ならともかく、近況等をつづった実姉宛ての手紙を、高額をかけて送ったというのはあまりに不自然だ。

このことは、「龍馬の黒幕」(加治将一 著)で指摘されている。

定説通りに捉えようとすると、龍馬には不思議なことが多い。裕福な郷士だった実家にしても、龍馬が脱藩した後も、藩から何らかの処罰を受けた形跡がないのも不思議なことだ。

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