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2015年7月23日木曜日

ロッキー山脈を駆け上がる、パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライムが面白い

アメリカ・コロラド州で開催されるパイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライムというレース、なかなか面白そうだ。ロッキー山脈の標高2,862メートルのところからスタートして、標高差1,439メートルを一気に駆け上がるレース。

オンボード映像で見ると、木々の緑が美しいスタート地点から、ものすごいスピードで山を登っていくと、コース半ばあたりで森林限界になるらしく、木がまばらになったかと思うと、突如としてなくなってしまう。

あとは、高山特有の澄んだ空の下でむき出しになった山肌と崖の間を走るコースを駆けのぼり、ゴールに達する。その所要時間は、今年のトップタイムが9分7秒222。わずかそれぐらいの時間の間に富士山より高い標高まで達し、その間に環境や天候は刻々と変化する。

その映像がこれ。先日も書いたとおり、EV(電気自動車)として初めての総合優勝となった。モータ音は静かだが、風切り音がすごい。また、コーナーでスピードが落ちるとけたたましいサイレン音が聞こえるが、これは一定以上の音を出していなければならないという規則になっているらしい。4輪駆動だが、レース途中で後輪のモーターのトラブルで、その後は前輪駆動の状態で走り続けたにも関わらず、昨年の優勝タイムを上回るタイムで優勝したという。




これは去年のポルシェの走行映像だが、美しい映像だ。室内では、ウェイストゲートバルブが激しい音を立てているのに驚く。




こちらは1988年の映像。当時はまだ舗装されていなかったコースを、豪快な高速ドリフトでラリードライバー、アリ・ヴァタネンが駆け抜ける。




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