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2015年5月27日水曜日

シューズの軽量化はどこで効くだろうか?

今朝はadidas adizero mana 7で7キロ程のラン。

mana 7は、いろんな意味で丁度良いシューズだ。同じadidas の adizero feather RK2ほどフォアフットに特化していないので、全体的なクッションがそこそこあるし、ある程度ドロップがあって足を前に出すのを促してくれるので、走るのが楽なシューズだ。軽さだって、カタログ値で220グラムだから十分軽い。
それでも185グラムのfeather RK2の軽さを経験してしまうと、少し重さを感じてしまうから贅沢なものだ。

そんなことを思いながら、シューズの軽さがどこで効くのか、ということを考えてみた。

足が接地して地面を後ろに蹴っている間、シューズは地面からみて速度は当然ゼロである。だからその間に限っていえば、シューズは重くても軽くても関係ない。問題はその後、地面を離れた足を前にもってくるときだ。その時身体は一定の速度で前進しているが、その身体の移動速度以上の、平均2倍の速度で足を前に運ばないと速度を維持できない理屈になる。その時に足先についているシューズの軽さが重要になるのではないか。
またその時に足を前にひっぱり出すのは大腰筋だから、大腰筋は重要だ。

また、シューズの重さとともに、筋肉の重さはどうだろうか。
腿の表裏の大腿四頭筋とハムストリングスは走るために重要な筋肉だが、これを不必要に鍛え過ぎると、その重さを毎回大腰筋で前に持ち上げなければならないことを考えると、それは負担になるのではないだろうか。大臀筋は身体と同じ速度で移動し続けるだけだから、重くなってもそれほど影響ないだろう。

そうすると、良いランのための筋トレは、スクワット等はほどほどに、やりすぎないようにして、大臀筋や背筋に重点をおいて行えば良いかな~などと考えた。

それにしても、最近のAdidasのランニングシューズは、ブーストフォームが入ったモデルに注力されているようだが、私の愛用するmana 7やfeather RK2のようなプレーンなモデルもぜひ存続してほしい。

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