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2015年2月11日水曜日

速聴でランナーズ・ハイ促進?

朝のランニングに出る前に、英語の速聴をしてから出ることがある。そうすると、走り出していきなり全開で走れるのではないかと思うぐらい、身体の動きが良いと感じる。これはどういう現象なのだろうか。
速聴をすると、脳波はアルファ波になる。リラックスしながら意識レベルが高まっている状態だ。脳波がアルファ波になると、βエンドルフィンというホルモンが出る。このホルモンによって、脈拍数は遅くなり、呼吸数も減ってくる。これは脳内だけではなく、筋肉もリラックスさせる方向に働くのだろう。
いわゆるランナーズ・ハイもエンドルフィンの働きによるものらしいから、速聴によってランナーズハイの状態に早めに持っていくことができるということなのかもしれない。

エンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれており、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があり、脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果があり、免疫細胞の防御反応を強化する作用もあるという。楽しみや幸福の感覚をもたらしてくれるエンドルフィンだけど、本能に導かれた欲望であれば、その欲望が満たされればそこで放出は終わるという。

ところが、こちらのサイトによると、さらにエンドルフィンの放出を続ける方法があるという。それは、精神性の高い欲求を実現している際には、エンドルフィンは抑制されずに放出が続くということだ。見返りを求めない欲求に生きる時、人は幸福を感じるようになっている。そういうところが、人間というか、この宇宙の神秘的な仕組みというべきなんだろう。

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