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2014年2月22日土曜日

発見、大腰筋で走れた?

道路の両側には、かき分けられた雪が山になっていて、歩道が使えなくて走りづらい日が続く。今朝は気温が低かったが、いつものように5キロコースを走りだした。このコースを時計回りで回ると、はじめの10分間かなりきつい登りが続く。起きて間もなく、よけいなことを考え出す前に走りきってしまったほうが気持ちが楽なので、よほど足が痛いとか、不調を感じる時以外はさっさと走りだしてしまうようにしている。
いつもと同じように、上り坂の頂上に近づくあたりでは歩いてしまいたくなるのだが、ここであえて腿を思い切り引っ張り上げるようにしてみた。これは小さな発見だった。意外と楽に足が前に進みだしたのは、もしかすると大腰筋をうまく使えて走れている状態なのかもしれない。
日本マクドナルドの会長の原田泳幸氏はランナーとしても有名だが、走り続けていると、ここの筋肉を使うと楽に走れる、といった発見があるということをどこかで読んだ。小さな発見が走り甲斐にもつながるものだ。
最近、自転車競技にも少し興味があるのだが、自転車競技でいう「ダンシング」(いわゆる立ち漕ぎ)は、上り坂なんかでダッシュするときに使うものだと思っていたが、そういう「加速するダンシング」だけではなく、「休むダンシング」というのがあるらしい。サドルに腰をおろしてペダルを回し続けていると、同じ筋肉に負荷がかかる。それを、腰を浮かせて別の筋肉を使ってペダルを回すことで、回復させるためにダンシングを使うということだ。
これはランニングを考える上でもヒントになる。フォームや走り方に多様性を持たせることで、より楽に長く走ることができるように、トレーニングの仕方も考えると面白そうだ。今朝のタイムは31分。先日より1分30秒短縮できた。

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