インターネットからスマホ等を通して取り入れられる情報はアルゴリズムに支配されて自分が関心を持っているものに偏ってしまうということはその通りだし、よく言われること。
もう一つあると思うのは、本を1冊書くということのために必要な情報量というのは、SNSやブログの1エントリーを書くための情報量とは比べ物にならないし、youtube動画にするとしたら長大な動画になってしまう。1冊の本の中には、たとえ本筋からそれた内容があったとしても、そういった「ノイズ」も含めてまとまりをもった情報として、その内容を摂取するということが、1冊の本を読むということなのだ。
さらに、ネット社会を含めた今の社会をつくり出しているのは、たとえばイーロン・マスクや、ジェフ・ベソス、ビル・ゲイツといった、本を読みまくって膨大な知識を獲得した人たちだということも忘れてはいけないだろう。
自分が住んでいるこの世界の全体像をつかみたい、という願望を持った時、そのための一番効率が良い方法は、読書なのではないかと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿