山口県を車で走ると感じるのは、伊豆に比べると道がゆったりしていて走りやすいこと。
山陽小野田市から内陸のほうに向かうと、美祢市に入る。「美祢」と書くが、元々は「峰」から来ているらしい。しかしながら、内陸に入っても「峰」というほど険しい山はあまり見当たらず、低い山が多い印象だ。道がゆったりしているのもそのせいだろう。
カルスト地形で有名な秋吉台の南東あたりに、幕末・維新の起点となった「大田・絵堂の戦い」の舞台がある。長州藩内の幕府恭順派に対抗して高杉晋作決起した功山寺挙兵に参加した、奇兵隊をはじめ諸隊が本陣を置いたのが、この大田の金麗社だ。
激戦地の一つ「呑水峠」
また、このあたりに日本最古の銅山である長登銅山がある。ここで採れた銅が、奈良の大仏に使われたのだという。
近くにある長登銅山文化交流館には、銅山に関する展示とともに、幕末・維新に関する資料も展示されている。
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