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2021年11月19日金曜日

最高のライブアルバムの中に収められた密度の濃いチューン~Earth, Wind & Fire "Celebrate"

アース・ウィンド・アンド・ファイアーの初のライブアルバムとして有名なこのアルバム「Graditude(灼熱の狂宴)」、聴きどころは盛りだくさんで、当時のLPレコードで2枚組という大作で、熱いライブが最大の魅力なのはもちろんなのだが、サイド4、つまり2枚目の裏面に収録されたスタジオ録音の4曲は、どれもタイトで密度の濃い作品に仕上がっている名曲ぞろいだ。これはその中の1曲。


アース・ウィンド・アンド・ファイアーの長い歴史の中でも、パワーの面ではこのあたりがやはり最盛期なんだろう。リーダーであるヴォーカリスト、モーリス・ホワイトは、この後もどんどん表現力の面では良くなっていくが、パワーに関していえば、このアルバムの中のモーリスはぶっちぎれている。
そして、もう一つの武器が、アル・マッケイのリズムギターだ。セミアコをそのままアンプにつないだだけのような、おそらくコンプレッサーすら通していないような、ストレートなサウンドで、これだけタイトなグルーヴを出せるのは、この人ぐらいだろう。

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