まず、自転車ロードレース
完全なチーム競技だ。チームのエースを勝たせるために、アシストの選手が先に立って空気の壁を切り開いていく。アシストの選手に曳いてもらうことで、エースは最後の勝負どころのために体力を温存できる。
先日の平昌オリンピックでのスピードスケート。
パシュートのチームプレイ
スピードスケート女子マススタートで金メダルを取った高木菜那、レースの始めから絶妙の位置にいたことが金メダルにつながった。
スキーのクロスカントリーでも、
さすがにランニングでは影響ないだろう、と思っていたが、マラソン2時間切りを目指したナイキのプロジェクトBreaking2では、「理想的な条件」をつくるために「風よけ」を考慮し、ひし形のフォーメーションを取ったというのは興味深い。
「マラソン2時間切り」を目指したナイキ「Breaking2」に見た、科学とスポーツの共進化
モータースポーツでは、昨年のインディ500で優勝した佐藤琢磨。ゴールまで残り5周の時点でトップに立ったが、トップに立つことでドラッグが増えることを考えるとこれはきわどいタイミングだった。それでも何とか最後まで守り切っての優勝となった。
F1の場合は事情が違う。コーナーが多いコースを走るため、ダウンフォースが重要だ。前に他の車がいると空力が乱れてダウンフォースを失ってしまうので、先頭にたつことが有利になる。それで、ポール・トゥ・フィニッシュが理想のレースと言われたりする。
でもそれでは観ているほうは面白くない。
例外は去年のフェラーリ。前に他車がいるときの空力性能の低下が少なく、結果的にバトルに強かった。今年はどうだろうか?
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