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2016年1月1日金曜日

ニューイヤー駅伝、元「山の神」対決は見応えがあった

今日行われた毎年恒例の実業団対抗駅伝、通称ニューイヤー駅伝の中継を、後半だけだが見た。マラソンとか駅伝の中継は、もちろん嫌いではないのだが、長い時間テレビの前に座っている気がしないので、あまり見ない。今日も四区あたりからテレビをつけて見ているうちに何となくはまってしまった。

見どころとしては、箱根駅伝で「山の神」といわれた今井正人(トヨタ自動車九州、順天堂大OB)と柏原竜二(富士通、東洋大OB)の二人の対決が見応えがあった。今井は今年の夏、髄膜炎で入院、世界陸上の男子マラソン代表に選ばれながらも欠場、という苦難を乗り越えての今回のレース、一方柏原のほうも実業団に入ってからはなかなか成果を出せず、2014年の実業団駅伝は怪我で欠場など苦しんできたらしい。
今日のレースではタスキを受け取った順位が離れすぎていて直接対決とはならなかったが、それぞれ良い走りを見せていた。結果は今井が区間2位、柏原は9位。
しかし、駅伝も悪くないが、この二人にはフルマラソンでぜひ活躍してほしいとも思う。日本のマラソンでの不振は、有望な選手が駅伝に注力しすぎるからだという話もある。

明日は箱根駅伝の往路だ。昨年往路5区で驚異的な山登りを見せた神野大地がもう一度5区を走る。しかし、神野も去年の箱根以来、疲労骨折等故障に悩まされた後の復帰になる。せっかく素晴らしいランナーなのだから、将来的に大きく活躍することを考えて、無理はしすぎないでほしいという気もする。

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