中学生のころ最初に自分で買ったレコードが、ABBAのアルバムだった。Gimme! Gimme! Gimme!が大ヒットしていた頃だった。二人の女性ヴォーカル、アグネタとフリーダの一体化したコーラスは、今聴いてもいい。ベルティングボイスという特別な発声方法で歌う二人の声が、共鳴するとさらに驚異的な響きになるのだ。
アルバム「Super Trouper」のB面1曲目に入っていたこの曲は、静かな曲調ながら要所要所にちりばめられたコーラスの響きが美しく、大好きな曲の一つだった。
あらためて歌詞を味わってみると、けっこう考えさせられる歌詞だ。1980年に出た歌だけど、今でもリアリティを感じられる。
世界で多くの悲しい出来事があった昨年。
人間の愚かさを自覚した上で、希望を持って生きるしかない。
未来を切り開くためには強い意志をもたなければ。
この歌にこめられたそんなメッセージを、あらためて味わいたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿