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2014年12月17日水曜日

あらためてフォアフット走法について

本気で走りはじめて約1年半になる。フォアフット着地を心がけるようにしたのは、長く走り続けるために膝に負担がかからないようにしたかったから。年をとれば誰でも膝と腰は痛くなる。着地の衝撃が直接膝に来ないフォアフット走法にすれば、少なくとも膝を温存して年をとっても走り続けられると考えた。はじめのころはアキレス腱を痛めて数日まったく走れなくなったこともあるし、ふくらはぎの痛みは慢性化し、毎朝歩くのも嫌なぐらいの痛みとともに走りだし、しばらく走っていると痛みがやわらぐという経験もした。今はその痛みも全くなくなった。
ふくらはぎの筋肉がそれなりに鍛えられたのは確かだと思うが、それほど太くなった感覚はない。この間テレビで、加齢により運動量が低下して筋肉量が減少する(サルコペニアというらしい)症候群のことをやっていて、簡易な診断の目安として、両手の親指と人差し指で輪をつくって、ふくらはぎの一番太いところをその輪で囲めるぐらいだと、その疑いがあるといっていた。私のふくらはぎはそれぐらい(笑)。毎日5~10キロぐらい走って、それでも運動不足かなー。
もともと身長の割に体重が軽く(179センチ、60キロ弱)、太らない体質なので、フォアフット走法が向いているのだと思う。ハムストリングスから腰回りにかけては以前より筋肉がついて、一回りがっちりしてきた実感はあるが、体重にはほとんど変動がない。
こういう体型でフォアフット着地なので、シューズ選びも特殊といえるのかもしれない。舗装路を走る分には、クッション性はあまりなくてもいいので、とにかく軽いシューズのほうが楽だ。15キロぐらいまでなら、これでもいける。
走るときの身体の重心の真下あたりで、フォアフットから着地するようにすれば、ブレーキがかからず(重心より前のほうで着地した場合筋力の一部をブレーキをかけるほうに使ってしまうのを回避できる)、効率の良い走りができる。それにナンバの動きを応用して、身体をひねらないフォームをこころがけている。


腕を足と互い違いに大きく振る通常の走り方ではなく、バランスを取る程度に小さく振る。私が一番イメージしやすかったのは、足を前に振り上げるときに、その膝に糸でもついていて、その糸を同じ方の手で軽くひっぱり上げるようにイメージすると自然にできるようになった。

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