毎日走ることに慣れてくるにつれ、食生活が変わってきた。野菜や豆類、果物を摂りたいと思うようになり、肉類を食べたいと感じることが少なくなった。別に控えようと思っているわけではなく、筋肉をつけるためには必須アミノ酸を豊富に含む肉類をむしろ積極的に食べようかと考えたこともあるぐらいなのだが、あまり欲しいと感じないのだ。村上春樹も「走ることについて語るときに、僕の語ること」の中でこんなふうに書いている。
あくまで身体が自然に「そうしてください」と求めてくることなのだ。毎日身体を動かしていると、そういう声が聞こえやすくなってくる。
有名なスコット・ジュレクをはじめとして、ウルトラランナーにはヴィーガン(完全菜食)が多いらしい。肉を摂らないことでむしろ速く走れて、疲労も減るという人が多いようだ。私は今のところ、完全菜食になるつもりはないが、肉類の摂取は減る方向にいきそうな気がしている。走るための筋肉は確実についてきている。そういった身体の変化、身体の声を聞きながら、走り続けるのはとても楽しいことだ。
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