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2013年9月26日木曜日

マイルス・デイヴィスについて

マイルス・ディヴィスの音楽を初めて聴いたのは、おそらく中学生の頃だったのだが、どういうきっかけで聴いたのかよく憶えていない。恐らく「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」だったと思う。何年もの長い活動休止期間の後、1981年に出した復帰作だから、ショボくれたトランペットで、当時もこのプレイがかっこいいと思った記憶はない。でも何か直感のようなものを感じて、別のアルバムをジャケ買いで自分の小遣いで買った。「スター・ピープル」というライブアルバムだった。ロックなら聴いていた当時の私には十分分かる気がした。そして何より、ロックにはないインプロヴィゼーション(即興)の面白さに目覚めたのだ。

その後、高校生の頃はロックを聴くことのほうが多かったが、大学生になってから、ずいぶんといろいろな作品を聴いた。一番気に入っていたアルバムの一つが、1966年録音の「マイルス・スマイルズ」で、このブログのタイトルも、「マイルス・スマイルズ」から取ったものだ。
1940年代から1990年代までのマイルスのキャリアの中でも、インプロヴィゼーションの面白さという面では、1960年代が一番だと思う。

その時期のライブが見つかった。マイルスのトランペット、ウェイン・ショーターのサックス、どちらも素晴らしい。




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