今手元に、2000年9月号の雑誌「Esquire」(エスクァイア日本版)がある。
ふだん1950年代、60年代あたりのジャズを聴いていると、2000年なんてすごく新しいという意識になるけど、25年前なんだな~
まだロバート・グラスパーあたりも出てきていない時期だ。
「ジャズという名の街へ」という特集が組まれ、当時のジャズシーンにおいて、様々なジャンルの音を取り入れ革新的なジャズを目指したダウンタウン派と、伝統的なスウィングする伝統的なスタイルを洗練させた新古典派を対比するような形になっている。
ダウンタウン派として紹介されているジョン・メデスキとグレッグ・オズビー
新古典派といえばマルサリス兄弟、こちらは兄のブランフォード
しかし今考えると、この2つの流れは別に対立するわけでもなく、ある意味混在して今のジャズにつながっているのではないかと感じる。例えば当時のダウンタウン派のひとり、グレッグ・オズビーのユニット。
現代的なサウンドの中にも、60年代マイルスのモードのテイストは感じられる。ギターの大御所、ジム・ホールがいい味出してる。




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