平昌オリンピックで日本の女子チームが金メダルを獲得したスピードスケートのチームパシュートは、チーム3人でフォーメーションを組み、先頭交代することで先頭の空気抵抗による負担を分散させて単独の場合よりも速くなる。
しかし、雑誌「Number」の記事で知ったのだけれど、平昌以後、新たな方法論が登場しているらしい。これは2021年世界スピードスケート選手権の動画。
14:00からのパシュートでは、男子も女子もオランダとカナダの対戦だが、オランダは先頭交代をしておらず、カナダも先頭交代の回数がかなり少ない。その代わり、後ろの選手が前の選手の腰を押している。ルール的にこれでOKなんだ、というのも驚きだし、左右に身体を振りながら前の選手を有効にプッシュするのはかなり難しい作業だろうと思われる。しかし、先頭交代を行うことによって生じるタイムロスをなくすメリットは大きいということなのだろう。
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