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2021年8月18日水曜日

カイト(凧)+ハイドロフォイルによってセーリング速度記録をめざすコンセプト~Syroco concept preview - ST EN

セーリングによって80ノット(148km/h)の速度を達成することを目標としたボートのコンセプト。

セーリングとは言っても、マストに張られたセールで推進力を得る通常のヨットとは大きくイメージが異なり、カイト(凧)の揚力で引っ張るという形になっている。通常のセールでは大きな力を発生すればするほど、ボートが横方向に傾いてしまう(専門用語でいうヒール)からだという。

ただ、カイトで揚力を発生すれば当然その方向にひっぱられて飛んで行ってしまうので、カイトとは反対方向の水中にハイドロフォイルを張り出してバランスを取るのだという。水中に引っ張るわけだから、通常のフォイリングするヨットのように浮かせるフォイルとは逆方向に使うということになる。面白いコンセプトだ。

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