ドライターマックから凍結路まで、多様な路面状況になった今年のモンテカルロラリーを制したのは、トヨタのセバスチャン・オジェ。最多優勝記録を更新する8回目の優勝となった。
厳しい路面状況とは裏腹に、各車ともドリフトアングルが小さいスムーズな走りを見せていた。2017年からのレギュレーションで早くなったWRカーの完成度が高くなっていること、より高度な空力性能を活かすために車体をできるだけまっすぐ走らせた方が速いからではないかと推測する。
来季2022年から、ハイブリッド化とともに、アクティブセンターデフが、再び禁止となる新たなレギュレーションになる予定だ(今のところ)。ハイブリッドはともかく、アクティブセンターデフの禁止は走りに与える影響がかなり大きいと予想される。曲がりにくくなるマシンを曲げるためのドライビング、大きめのドリフトに回帰するのではないだろうか。
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