pinterest

2020年9月4日金曜日

要注目!チーム・ユンボ・ヴィズマの若手アシスト達

 第1週目から厳しい山岳が続く今年のツール・ド・フランスでは、前哨戦クリテリウム・デュ・ドーフィネに続いてユンボ・ヴィズマがチーム力を見せている。エースであるプリモシュ・ログリッチの強さもさることながら、若手アシストの活躍が目立つ。


まずはステージ5 でステージ優勝したワウト・ファン・アールト(25歳)




スプリンターじゃないのに、集団スプリントでスプリンター達に勝った!

基本的にこのツールではチームプレーに徹してアシストとして働くことになっていて、実際前日のステージもゴール前に山岳アシストとしてログリッチを牽引した。


ワウト・ファン・アールトは2016年~2018年にシクロクロス世界選手権優勝

 


ロードでは去年のツール・ド・フランスのステージ10で勝利、しかしその後ステージ13で落車し重傷を負った。そこから奇跡的な回復をみせて、今年はコロナ禍が明けた8月早々、ストラーデビアンケで優勝。

 

その後ミラノ~サンレモ、クリテリウム・デュ・ドーフィネステージ1で優勝している。


ベルギー選手権個人タイムトライアル優勝。タイムトライアルも速い!

 


もう一人印象に残っているのは、クライマーのセップ・クス(25歳)

ステージ4で、優勝したログリッチをゴール寸前まで牽引した。

 


セップ・クスは、去年のブエルタ ステージ15でステージ優勝。

 

今年のドーフィネ ステージ5でステージ優勝

 


新型コロナ禍にみまわれ、どの選手も例年のようなコンディションづくりができていない今シーズンは、調子があがらないベテランを尻目に、思わぬところで元気のいい若手が台頭してくるような気もしてくる。

0 件のコメント:

コメントを投稿