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2019年4月18日木曜日

1960年代サファリラリー、日産ブルーバードの活躍 ~ Datsun 1600sss East African Safari Classic Rally '09 Promo

日本車がラリーで活躍を見せた嚆矢は、日産ブルーバードのサファリラリーでの活躍だろう。

サファリラリーは、アフリカのケニアを中心に行われたラリー。ラリー・モンテカルロ、RACラリーと共に「世界三大ラリー」と称されていた歴史の長いイベントだ。

灼熱のサバンナの未舗装路を延々と走る過酷なこのサファリラリーに、1963年から挑戦を開始、1966年にクラス優勝、1970年に総合優勝の1位のほか2位4位7位に入り、クラス優勝、チーム優勝とサファリラリー史上初の完全制覇を成し遂げた。

挑戦をはじめた当時は、日本車はまだ国際的な認知度が低く、ドライバーも社員ドライバーという体制だったという。


この日産の挑戦を記録したドキュメンタリーを、小学生の頃に読んだことがある。

栄光のラリー5000キロ―世界一苛酷な自動車競技の優勝記録 (少年少女ドキュメンタリー)

当時の技術では灼熱のサバンナではエンジンの冷却が追いつかず、少しでも冷却を助けるために室内のヒーターをつけっぱなしで灼熱の中を走り続けたエピソード等が印象に残っている。


サファリラリー完全制覇を成し遂げた510ブルーバード。

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