pinterest

2019年1月28日月曜日

スポーツカーのパッケージング考 コモディティー化と電動化 その2

さて昨日の続き。

スポーツカーの定義とは?何をもってスポーツカーといえるか?いろいろな意見はあるに違いないが、一つにはスポーツカーとして説得力のあるパッケージングが重要な要素だと思う。

しかし、自動車のコモディティー化が進み、さらにもう一つのトレンドである完全電動化すれば、スポーツカーのパッケージングの魅力はなくなる。


年内に販売開始が予定されている、ポルシェ初の純EV、タイカンと、テスラ・モデルSの比較。



前後のアクスル直近にモーターその他のパワートレーンをコンパクトにおさめ(大した大きさじゃないんだから、技術的に難しくない)、フロアにバッテリーを敷きつめる。それ以外に方策はなく、あとはバッテリーが技術の進歩でどれだけ小さくできるかぐらいだ。
ポルシェ・タイカンでも、テスラ・モデルSとパッケージングは何ら変わりない。さらには日産リーフだって、かけられるコストはぜんぜん違うがパッケージングのコンセプトは変わらない。

0 件のコメント:

コメントを投稿