先日行われたWRCドイツ。ターマック主体のコースでは、今のWRCマシンレギュレーションではすごいスピードになる。これだけのスピードだから、空力に優れるトヨタが強みを発揮しているんだろう。
優勝したのはトヨタのオット・タナク。前戦フィンランドに続いての連勝。北欧のドライバーなのにドリフトアングルが小さく、無駄な動きがないスタイルのドライバーだ。大きくドリフトさせて走ると、空気は車体の前にまっすぐ当たらず、さまざまな空力エレメントが効果を発揮できない。タナクのスタイルは空力時代になると優位性が増しているはずだ。
白地に赤黑のトヨタのみならず、ヒュンダイ、フォードのマシンも完成度が上がってきて、ヒュンダイのティエリー・ヌービル、フォードのセバスチャン・オジェ、そしてタナクのタイトル争いもますます精鋭化して、目が離せない。
0 件のコメント:
コメントを投稿