韓国で大量の英語教師が職を失う？

Koreatimesの記事
Tens of thousands of English teachers to lose jobs 

によると、新年度から小学校１、２年生の放課後の英語教育が全面禁止されるのに合わせて、保育園でも禁止されるという。そのため、かなりの英語教師が仕事を失うことになるようだ。

いくら政府が禁止しても、親が子供の将来のために英語教育を求めていれば、お金のある家の子は他で英語教育を受けるようになる。お金のない家の子供はもちろん受けられない。ただでさえ若年層の就職難が問題になっているときに、余計に格差を広げることにならないか懸念されるところだ。

低年齢からのバイリンガル教育にメリット、デメリットがあることは理解できる。特に母語の習得に影響を与える可能性は否定できないとは思う。一方で、複数言語を使うことが脳の活性化になることも確かだから、この措置が韓国人の将来にどういう結果をもたらすのかは、ずっと後にならないと分からないことだろう。