明治12年に長崎県で大工の棟梁の家に生まれ、五島列島で布教活動をしていたフランス人宣教師・ペルー神父と教会建設に携わったのをきっかけに、長崎を中心に28もの教会を手掛けた建築家、鉄川与助。
西洋建築の技法と日本の伝統的な工法の融合、さらには鉄筋コンクリート建築でも日本での先駆けとなった。
こちらのサイトに、鉄川与助の手がけた数多くの教会建築の写真や情報がある。
長崎の教会 鉄川与助(おじいちゃんが建てた教会)
長年にわたる厳しい弾圧に耐えてきたキリシタン達の夢をかなえるために、自らは仏教徒でありながら、数多くの教会建築を手掛け、生涯を教会建築に捧げたという。
同じような例は海外にもある。
インドネシアの首都ジャカルタにある東南アジア最大のモスク、イスティクラル・モスク。インドネシア人のキリスト教徒シラバンの作品だという。屹立するステンレスの柱が美しい。
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