北朝鮮の金体制にとっての記念日がふたつ続いた今月、アメリカと北朝鮮の緊迫した情勢についての報道が日本では続いている。そのためか、今回中部国際空港から釜山に向かった大韓航空機はずいぶん空いていた。ところが釜山に着くと緊張感はまったく無く、5月9日に投票日を控えた大統領選が大きな関心事となっているようだった。
日本ではさかんに北朝鮮寄りと伝えられている文在寅候補が、一時は保守層や中道層の支持を集める安哲秀候補に肉薄されていたが、再び引き離して優勢となっているようだ。
日本での報道に比べると、韓国内での北朝鮮に関する報道は奇妙なほど少ない。韓国人にとってみれば、北朝鮮の脅威は今に始まったことではなくずっと続いていることだ、という声もきいた。
いっぽうで南と北で体制は違えど同じ民族、北に対する心情を他国人が簡単に推し量ることはできないだろう。
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