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2016年11月16日水曜日

フォーミュラE3シーズン目、各チームのパワートレーン情報

この動画によると、3シーズン目の各チームのパワートレーンには、興味深い変更があるようだ。





DSヴァージンは昨シーズン横置き2モーター(パンケーキモーターと称する、短い円筒形のモーター2個)、1速だったが(2モーターは重すぎた)、今シーズンは横置き1モーター、2速を採用し、これは昨シーズンチャンピオンのルノーe.ダムスと同じ機構だ(軽さが武器となった)。しかし、そのルノーe.ダムスの今シーズンのパワートレーンは、何と2速ミッションが必要ないと判断し1速、1モーターとして、さらに軽量化とフリクションロスの低減を狙っている。ルノーe.ダムスは開幕2連勝した。
マヒンドラも1モーター、2速。アウディABTは、縦置き1モーター、3速の昨年度の機構を洗練させて踏襲。ベンチュリは1モーター、2速に。今シーズンから参加のジャガーは、縦置き1モーター、2速だ。ネクストEVは2モーターを踏襲、ただし、軽量化のためにケーシングをカーボンファーバーとした。

2モーターはネクストEVだけになったようだ。また、全般的に変速段数は少なくなっており、2戦終わって1速のルノーe.ダムスが2連勝しているところをみると、シンプルな構成のほうが有利になりつつあるのかもしれない。セバスチャン・ブエミのスムーズな走りには昨シーズン以上の軽量化も効いているのかもしれない。

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