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2014年3月12日水曜日

今日もランニング。しかし、3・11に心が痛む

しばらく前から、朝ランニングに出るのが少し億劫になっている。目が覚めてから、それまではほとんど何も考えずに準備をして走り始められたのだが、「今日はやめとこうかな」と、ここのところ思ってしまう日がある。倦怠期である。去年の初夏あたりから走りはじめてほとんど初めてのことだ。
もっとも、走りだしてしまえば大して苦にはならず、ペースを上げようなどという気さえ起さなければ、それなりに走れてしまうのだが。

昨日は、3回目の3・11だった。どうしても考えてしまうのは、もし自分が福島に住んでいるとしたら、ということだ。今福島で、放射能の影響がどうなのか、正直に言えば分からない。もちろん場所にもよるだろうし、福島に住んでいて、食べる物に気を配ったり、外に出るときにマスクをするなどさまざまに気をつけている方も多いだろうし、気にせずに生活している方もいるのだろう。どうするのが正しいことなのか、判断するだけの知識を自分は持っていない。

しかし、もし自分が今福島に住んでいたら、少なくとも何も考えずに外に走りに出るというわけにはいかないだろう。福島にも、ランニングを趣味としている人はいるだろうし、子供たちだって、放射能のことなど考えずに外で遊んだり、運動したりしたいに違いない。外に出るというだけのことにも気をつかわなければならない生活をおくっている人々がいる。そういうことに考えが及ぶと、やはり胸が痛む。

中国大陸からは、黄砂とともにPM2.5が飛来し、西日本まで達しているという。これが花粉と一緒になって、花粉症が凶悪化する懸念があるという。それでなくても都会にいれば、きれいな空気は吸えない。いっぽう田舎に住む私は、ランニング中に時たますれ違う路線バスの排気ガスのかすかな臭いすら気になってしまう。贅沢である。

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