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2014年2月5日水曜日

ザラッと、時々氷を踏みしめながら走る

久しぶりに氷点下まで冷え込んだ今朝、細かな雪が時々ちらつく中を走った。地面に残る雪はほんのわずかなものだが、水たまりになっているところは完全に凍結しているので、足を滑らせないように気をつけながら、ゆっくり目に走る。念のため、坂道は避けていつもとは違うコースを辿ることにした。早朝に軽いペースで走る時、これぐらいの寒さは大して苦にはならない。ひんやりした空気はむしろ心地よいくらいだ。

一歩一歩、つま先から路面を静かに捉えるように静かに足を運ぶと、アスファルトと靴底の間にときどき氷を踏みしめるザラッとした感触が入る。一回一回足を下ろす時の、その地面に触れる感触が、靴底越しに何ともいえず楽しい。この感触は、歩く時ともまた違って、歩くときのほうがむしろ足を乱暴に地面に下ろしているような感じさえする。
そんなことが楽しみになってくると、最近は車のドライバーズシートに腰を下ろして、アクセルペダルに足を載せているだけで移動してしまうのが、ひどく退屈で、味気ないような気がしてしまうのだ。

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