Newsweek日本版の記事(「日本人が知らない世界のニュース50」の中の31)によると、環太平洋に広がるオーストロネシア語族のルーツが台湾原住民族に行き着くという見方が、ますます有力になっているという。
台湾原住民族を祖系とするニュージーランドのマオリ族と台湾・台東のアミ族の交流や、台東で古代カヌーによる航海術を復活させようと発足した「長濱船団」とハワイの伝統航海カヌー・ホクレアとの文化交流も始まっている。
ホクレアについては、以前書いたことがある。
広大な太平洋全体、さらにはインド洋を超えて西はマダガスカルから東はイースター島、南はニュージーランドまで、言語的、文化的に同じルーツをもつ民族が存在していること、有史以前に太平洋のはるか彼方まで航海する技術があり、人々が行き来していたということはロマンをかきたてる。
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