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2024年7月17日水曜日

バルセロナの海で練習走行~37th America's cup - July 2 Trainings

バルセロナの海で練習を繰り返すアメリカスカップの各チーム艇。

さざ波の立つ海面でもフォイル(水中翼)で艇体を浮かせて安定して走行する技術力は高い。特に注目したいのはイギリスのチーム・イネオスの艇だ。詳細は不明だが、この艇は静止状態とフォイルで浮いた状態のピッチング方向(縦方向)の角度が変わるらしい。浮いた状態だと少し前が下がる、フォーミュラ1だとレーキ角がつくようなものか。

素人考えだが、静止状態でフォイルの迎え角が比較的大きくなるようにして低い速度でも早く艇体を浮かせ、浮いてしまえば少し前傾することでフォイルの迎え角が小さくなるので水の抵抗が少なくなる。また浮力が強くなりすぎてコントロールを失うリスクも抑えられると考えられるのではないだろうか。もちろん他にも意図があるのかもしれないし、いずれにしても早く各艇の性能差を知りたいものだ。


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