30年前、アイルトン・セナの最期のシーンを見てしまったのは、本当に偶然だった。当時私はアメリカ留学中で、勉強が忙しくてF1中継もあまり観ていなかったのだけれど、あの日、滞在先で何の気なしにテレビをつけると、たくさんあるケーブルテレビのチャンネルの中で、なぜかF1中継をやっているチャンネルが映った。久しぶりに見るF1、ああ、セナのウィリアムズが走っていると思った次の瞬間に、あのクラッシュが起こってしまったのだ。
あれからもう30年、あまりにも偉大な才能と、人を惹きつけてやまない純粋さと、人間的な弱点とを合わせもったセナの記憶は、決して色褪せることはない。
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