イスラエル出身でイギリスで活動しているサックス奏者、Guilad Atzmon。出自としてはユダヤ人であり、父親は軍人で、祖父はバリバリのシオニスト戦士だったと、自身の著書「The Wondering Who?」に書いている。
子供の頃は街で見かけるアラブ系のいわゆるパレスチナ人労働者には、まったく関心が向かなかったという。しかし、軍に入隊し、パレスチナ難民キャンプを初めて見た時に衝撃を受け、イスラエルのあり方に疑問を持つようになったのだということだ。
ジャズプレイヤーとして、ストレートアヘッドなジャズの一方で、パレスチナの音楽との融合も試みている。(以前のエントリー:音楽のもつ力の可能性)
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