先月行われた第37回アメリカスカップは、ニュージーランド対イタリアのマッチレースをニュージーランドが制し、カップ防衛を果たしたが、こちらは2000年に行われた第30回アメリカスカップの模様。今年と同じく、ニュージーランドとイタリアの対戦だ。
今と違ってフォイリングしない伝統的なヨットなので、絶対スピードは遅いが、その分触れんばかりの至近距離でのマッチレースは面白い。マストに上って作業するクルーがいたり、ダウンウィンドに移行するときには追い風を受ける巨大な帆(スピネーカー)を急いで上げたり、ジャイブで受ける風の向きが変わるときにはそのスピネーカーの向きを変えたり、今とはずいぶん違ったレース風景だ。
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