pinterest

2019年10月2日水曜日

Porsche Taycan Turbo Rapid Charge Road Trip | Fully Charged





ポルシェ初のEV、タイカン。かなり大柄な車体なのに、ポルシェらしい引き締まった印象。技術的にも他社のEVと比べてかなり煮詰められており非常に魅力的だ。走りの根幹となるパワートレーンについては、こちらのサイトに詳しく解説されている。

ポルシェ・タイカン:モーター、トランスミッション、バッテリーはどうなっているか:テクノロジー徹底解説3(Motor-Fan TECH.)

前輪、後輪それぞれに一つずつモーターを持った4輪駆動だが、前輪モーターはドライブシャフトと同軸で、非常にコンパクトに収まっている。
注目すべきは後輪のみ2速トランスミッションが搭載されていること。一般的には、モーターは内燃機関よりもはるかに有効トルクバンドが広いので、EVは変速なしの場合がほとんどだが、加速性能と最高速度を両立し、なおかつエネルギー効率を追究するなら、2速程度の変速があったほうが良いようだ。

プラネタリーギア(遊星歯車)とドッグクラッチ、多板クラッチを組み合わせた複雑な構成の変速機だ。

そして、駆動力の主力となる後輪は2速にする一方で、前輪は後輪よりエネルギー回生の成果が上がるので、減速の際に変速によってその回生が途切れないように、変速なしとなっているのは合理的だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿