鈴鹿サーキットはドライバー達にも非常に評判が良い素晴らしいレイアウトをもったサーキットだが、オーバーテイクが難しいために、決勝レースはどうしても単調な展開になってしまう傾向が強い。
そうなると予選や、フリープラクティスのほうがむしろ面白くなる。
実際このフリープラクティスは非常に重要だ。組み立てたばかりのマシンがきちんと想定通りに走るかどうかを確認する。例えば空力についてもレギュレーションによって風洞試験にも制限があり、実車スケールでの実験はできないことになっているらしく、風洞試験とシミュレーションでセットアップした通りに空力がきちんと実車で機能するか、このプラクティス1でテストを行う。
特に今回は、土曜日のFP3、予選が金曜日の時点でキャンセルされ、金曜日のFP1、FP2で集中的に予選、決勝に向けての作業が行われたため、スピーディで内容の濃い作業が見られた。F-1初ドライブの山本尚貴も、チームから与えられたプログラムをきっちりこなしていた。
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