2020年のツール・ド・フランスのコースが発表された。
今年のツールも例年になくクライマー向きだったはずだが、来年のツールはそれに輪をかけてクライマー向き。第一週目からけっこう山岳ステージがあり、なんとタイムトライアルは最終日前日の1ステージしかなく、それも山頂ゴールの激坂TTだ。
20年のツール全貌が明らかに 5つの山脈を巡る山岳重視のコースで、TTは1つ - cyclowired.jp
フランス期待のクライマー、ロマン・バルデにとっては相当楽しみなようで、来期に向けて意欲を燃やしている。
Le parcours du Tour de France 2020 dévoilé - velo101.com
1985年のベルナール・イノー以来途絶えてしまっているフランス人総合優勝というフランス中の期待を毎年一身に受けるロマン・バルデ。今年のツールでも今一つ調子が上がらなかった一方で、総合優勝向きとは自他ともに思っていなかったフランス人パンチャー、ジュリアン・アラフィリップが大活躍を見せての敢闘賞で、フランス中の期待が高まった。
ただ、今年の特にジロ・デ・イタリアで思ったけど、あまりにも山岳がきついコース設定ばかりだと、総合勢が慎重になってなかなか勝負に出ず、単調な展開になってしまうきらいもあるのではないだろうか。
それにしてもこの来年のコース設定、どうしても悲願のフランス人総合優勝を達成するために、タイムトライアルを苦手とするロマン・バルデが勝てるように計画したんじゃないか、と思えてならない。
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