pinterest

2019年5月23日木曜日

今週末はモナコGP!






今週末行われるF-1モナコGP。世界をめぐるF-1グランプリの中でも、最も華やかなグランプリが行われるこのコースは、狭く曲がりくねった市街地の極端な低速コースであり、追い越しが極端に難しい。


ここで最多優勝記録を持っているのはアイルトン・セナ。






非力なマシンで勝った最後のモナコ優勝。セナにとって最後のモナコ優勝であり、5年連続優勝という記録をつくったレースでもあった。
オンボード映像をみると、アクティブサスにより当時最強だったウィリアムズのマシンの異様なまでに滑らかな走りが印象的。

この公道サーキットで、ルイス・ハミルトンは2回しか勝っていない。意外なことに、ニコ・ロズベルグのほうが3回と、多く勝っている。

ここでは、追い越しができないコースならではのドラマが起こる。去年もそうだった。
上位陣の順位がほとんど変動しない、一見パレードランのようなレース展開で、ポール・トゥ・ウィンで勝ったのはレッドブルのダニエル・リカルド。しかし実際にはリカルドのマシンのルノーPUはスタート直後からの深刻なトラブルでパワーダウンしていた。そんな状態のマシンで勝てたコース、つまりパワーがなくても優秀なシャシーとドライバーの卓越したテクニックで勝てる可能性があるコースということだ。

去年までのメルセデスは低速コーナーを苦手とすることが多く、そのため他のチームにとってはメルセデスに勝てる可能性のあるレースだった。しかし今年のメルセデスは、低速コーナーで速いようだから、まったく死角がないといえるのかもしれない。


0 件のコメント:

コメントを投稿