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2019年1月14日月曜日

マイルス流「枯葉」

今月も釜山滞在中だけど、いつもならとにかく寒い1月の釜山、今年は思いのほか寒くないのが助かっている。

ところで、先日マイルス・デイビスのカインド・オブ・ブルーが録音されたのがちょうど60年前、ということを書いたのだけど、モード時代のマイルスを聴いたり好んだりする人の割合はどれぐらいなんだろうか。ジャズが好き、という人がいたとしても、なかなか話が合わないことのほうが多い。

しかし、この間は釜山で、モード時代のマイルスが好き、という20代ぐらいの韓国人男性に偶然出会ってびっくりしたものだ。これほどピンポイントで好みが合う人と出会うのは奇跡に近い。


カインド・オブ・ブルーで開花したマイルスのモードジャズは、その後新たなメンバーを得て大きく発展していく。


ど定番のスタンダードナンバー、「枯葉」が、モードの手法によってここまでデフォルメされてしまう。これがモード時代のマイルスの醍醐味だ。

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