先日、四ツ谷のジャズ喫茶「いーぐる」で聴いたアルバムのタイトルチューン。
スタンリー・タレンタインは正直あまり聴いてこなかったんだけど、オルガンのジミー・スミスは言うまでもなくファンキーなオルガン奏法の第一人者、ギターのジョージ・ベンソンはボーカリストとして、あるいはフュージョンでも活躍する多才なミュージシャンだが、このアルバムタイトル通り「ストレートアヘッド」なジャズでも、凄まじいほどのテクニックをもったギタリストである。
しかし、この曲のソロでのプレイは、意外なほどスローな演奏(彼にしては)で、正直ジョージベンソンとは思わなかったほどだった。しかしそれがリラックスムードながらソウルフルで、いつものスピーディーで流れるようなフレージングよりもむしろ味わい深い。それがアルバム全体の雰囲気とぴったり重なり、なかなか良いアルバムだ。
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