pinterest

2018年2月19日月曜日

WRCラリー・スウェーデン、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが今季初優勝

WRCラリー・スウェーデンは、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが優勝を果たした。

初日はトヨタが上位を占める展開だったが、2日目から大きく変動し、トヨタにとっては走行順が裏目に出て最後まで苦しいラリーとなってしまった。
ラリーのステージでは、一台ずつ走るタイムトライアル形式が基本だがルール上、上位のクルマから走る。コンディションによって先に走る方が有利になったり後に走るほうが有利になったりする。今回は新雪が路面上に積もるコンディションで、先に走る車が掃除役になってしまい後で走る車ほど有利になった。ルールだから仕方がない。オット・タナクも、少しでも多くポイントが取れるように、という意味のコメントをしていた。




ティエリー・ヌービルが持ち前の速さを発揮して優勝。そしてマシンがそのドライビングに良く対応しているのではないかと思う。ヌービルとタナクはひときわシャープな走りを見せていて、ヒュンダイとトヨタのマシンはそれに対応できるレスポンスを持っているのだろうと推測。シトロエンが思いのほか好調。クレイグ・ブリーンが2位に入った。空力等は他のワークス勢より明らかに地味なのに、この高速ラリーでの好成績は意外だった。

ともあれ、シトロエンが調子を上げてきたとするならば、いよいよ4チームのマシンレベルが拮抗して、今後は予想が難しいエキサイティングなラリーが続きそうな期待が高まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿