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2017年7月6日木曜日

フォーミュラEの充電に使われるのはバイオ燃料

EV(電気自動車)が本当にエコロジーかどうかについては議論の余地がある。電気でクルマを走らせるときには確かに二酸化炭素等有害物が発生しないが、その電気を発電する手段が化石燃料であったりすれば、エコロジーに有効だとはいえなくなる。

だから発電手段自体を持続可能なものにすることが重要だ。

フォーミュラEの各チームのピットで行う充電に使われるのは海の藻を原料とするバイオ燃料だという。


フォーミュラEのゼロ・エミッション充電

ジェネレーターはカミンズKTA50というディーゼルエンジンの製品がベースになっているが、アクアフューエル社の特許技術によるグリセリンで稼働するようになっている。燃料自体はバイオディーゼル製造過程の副産物。


フォーミュラEに使う電気をつくる場所


フォーミュラEマシン充電に無公害なグリセリン使用

発電機を動かす際にグリセリンを燃焼させるので二酸化炭素は発生しますが、グリセリンを生成している藻がその二酸化炭素を藻が育つときに吸収している為、二酸化炭素の排出を抑制することが出来るのです。またマシンはこの新技術を用いた発電機を使用することでバッテリーが空の状態からフル充電を50分で完了することが出来ます。

グリセリンは海水で育つ藻から大量に採取することができるのと同時に電気自動車で使用されているレンジエクステンダーエンジンの燃料の化石燃料の代わりとなることが期待されています。

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